こんにちは、みくです。
今回は、離婚する時に弁護士に依頼するかしないかについて書いていきます。というのも私は、弁護士に依頼しました。
正直、弁護士というだけで敷居が高くて相談しづらい雰囲気ありませんか?私は、相談するまでは敷居が高くて、相談するだけでお金がかかってしまうんじゃないかと思っていました。
なかなか足を踏み出せずにいたのを覚えています。ですが私の場合、旦那と直接話して交渉するのは不可能かなと思い、意を決して相談しにいきました。
実際、相談してわかったこと等を書いていきます。
もし、弁護士に相談や依頼するのになかなか勇気が出なくて迷っているという方の参考になれば幸いです。
弁護士への相談はどうする?
さて、弁護士への相談ですが、
相談したい弁護士事務所へ連絡→相談する→依頼するかどうか
という流れになります。
迷うのは、最初の弁護士事務所を選ぶ段階ではないでしょうか?
弁護士の検索をするととても沢山出てきますよね。この中からどうやって選べばいいの?と思いますよね。弁護士事務所によっても離婚や夫婦関係をメインにしている所や、企業メインでされている所と様々です。
弁護士事務所は、気になるところに相談しに行くのがいいと思います。弁護士資格を保持している人しかできない仕事なので、どの弁護士に相談しても大丈夫だと思います。
変わってくるのは、弁護士が多数いる大手事務所か個人でされている個人事務所でされているかではないでしょうか?
私が実際に相談したのは、下記になります。
・法テラス
・知り合いの弁護士
まずは、法テラスですが、各都道府県で法に関して困った時に相談できる場所です。住んでいる地域の法テラスに電話し、相談内容を伝えて相談する日程を決めます。その後相談しに行き、その弁護士に依頼するかどうか決める形です。時間は20分位だったと思います。この相談は無料でした。時間が短いので、要点をまとめて行くのがいいと思います。
ここで相談させてもらった弁護士は、弁護士が多数いる事務所の方でした。
流れとしては、旦那の浮気について話して、慰謝料ならこの位の金額という内容でした。
法テラスに限らず、だいたいどこの事務所も最初の相談無料の所が多いです。ただあちらも仕事なので、事務所によっては、数千円払うところもあります。
その弁護士事務所のホームページに相談か有料か明記してあると思うので、依頼する時に確認してみて下さい。
また、周りの人達に相談して弁護士の知り合いがいる人はそこに相談しに行くのもいいと思います。私は、最終的には後者の方で依頼しました。ただ知り合いに紹介してもらっても違和感を感じた方にはお断りしました。知り合いの紹介だからそこに決めなくてはと思ってしまうこともあると思います。私もせっかく紹介してもらったのにどうしようと思いましたが正直に伝えました。
因みに知り合いの弁護士の方は個人事務所の方でした。私は、大手か個人にこだわりはなく人で判断していたのでどちらでもよかったです。
行く前にチェックしていたことは、ホームページを見てこれまでの経歴は確認していました。弁護士になって日が浅い方に担当してもらうのは少し不安なところもあるので、そこだけは確認していました。
今後の人生に多いに関わってくることなので、自分が任せられる方に依頼しましょう。

さて、弁護士を選ぶ基準はどうしたらいいのか?とても迷いますよね。私もとても迷ってネットで探していました。私は、何か所か相談しに行きました。1か所だけに相談する方が多いのかもしれませんが、私は「この人なら任せられる」という基準で弁護士事務所を訪れていました。
弁護士に依頼する時は、弁護士との信頼関係が一番大事です。全てを話してどう進めていくかを話していくことになりますしね。
これは、弁護士と話している時にそう言われました。弁護士も後から聞いてないことが根掘り葉掘り出てきたら驚きますよね。
私が実際に訪れたのは、3か所です。最後の3か所目でこの人だ!と思い依頼しました。
私の決め手は、下記3点です。
・弁護士らしくない弁護士
・離婚理由の内容をしっかりと聞いてくれる
・離婚とやり直す方法両方考えてくれた
弁護士らしくない弁護士とは?と疑問が出てくると思うのですが、私の中での弁護士のイメージは、気弱そうな感じでした。←これはあくまで私の価値観です。2ヶ所では実際私が想像していた通りの弁護士で話はきちんと聞いてくれました。
ただなんでしょう、、、私は、会社で営業をしてそうな活気がある感じの方がいいなと思っていたので依頼はしませんでした。どの弁護士を選ぶかは自分で決めることです。
さらに、2社と依頼した弁護士事務所の大きな違いは、離婚とやり直す方向と両方考えてくれたことです。ほぼ離婚する気持ちに向かっていた時に行ったのですが、本当に離婚でいいのか?旦那に浮気を知っていることを告げてみるのはどうか?等のアドバイスも貰いました。
2社は、こんなの離婚したほうがいいと慰謝料の額等、どういう風に進めていくか?の話をされました。離婚の方向で動いていましたが、まだ心の片隅に迷いがあったのかもしれません。淡々と離婚へ向けて話をされることに気持ちがついていけなかったので、依頼しませんでした。
人それぞれ弁護士を選ぶ基準は違うと思います。沢山弁護士がいる中でこういう人がいいなと思う所を考えるのがいいですね。
どこかで迷いがある時は、納得できるような弁護士に出会えるまで探していみるのがいいと思います。
弁護士費用は?
弁護士費用が気になりますよね。
私も費用は高いんだろうなというイメージがありました。協議離婚と裁判離婚ではまた費用が異なってきます。
協議離婚よりも裁判離婚の方が費用が高くなります。弁護士が代理人として裁判に出廷するのでその分費用はかかります。
私が依頼したのは、「協議離婚」でしたのでこちらの費用を詳しく見ていきましょう。
初めて知ったことなのですが、「離婚」と「慰謝料」はそれぞれ別費用になります。これにはとても驚きました。離婚費用は着手金20~30万と報酬金(離婚成立)20~30万含めて約60万円くらいになります。
後から慰謝料分の請求がきたなんてことがあるらしいですが、依頼する時に弁護士からかかる費用はしっかりと教えて貰えます。契約書にも金額のことが書いてあるので、疑問がある場合はしっかりと不安を取り除いてからにしましょう。
慰謝料の費用は、最終的にいくらの支払いになるか決まってないので慰謝料の何%と明記してあるかもしれません。なので、現段階でこの額とは断定できませんが、慰謝料の相場から見て、20~30万位ではないでしょうか?
その際も分からなければ、「この場合だといくらですか?」と聞いて大丈夫です。私も金額に関しては、しっかりと聞きましたし不安に思ったことは全て伝えていました。その都度不安がないように説明してもらっていました。
協議離婚でも100万弱は見込んでいた方がよいでしょう。地域によって少し変動したりするかもしれませんが、基本的にはだいたい決まっていると思います。これに裁判となればさらに金額は増えることになります。
離婚裁判の費用も見てみましょう。あくまで一般的な相場です。
離婚裁判の場合は、着手金30~40万、報酬金30~50万になります。離婚裁判の方が、着手金、報酬金ともに10万~20万程高い金額になっていますね。これだけでも100万弱くらいになります。離婚するのも弁護士に依頼するとお金がかかりますよね。
弁護士に依頼するメリット、デメリット
次は、弁護士に依頼して実感した私のメリット、デメリットを上げていきます。
《メリット》
精神的ダメージが少ない
信頼できる人に任せられる
《デメリット》
費用がかかる
メリットの「精神的ダメージが少ない」のは、私はとても感じました。弁護士に依頼しているので、直接話すこともほとんどなく旦那も弁護士が相手だと私に対する態度と違うので安心できました。直接話したこともあるのですが、言っていることが理解できず数十分話しただけで私の頭がとても疲れました←
こんなにも考え方が違うのか、、、旦那が動揺していたこともあり何を話しているか理解できなかったので弁護士という存在はとても心強かったです。
離婚をすすめる途中は、相当なエネルギーを使うのでとても精神的にきつくなってくると思います。そんな中で、旦那との交渉を弁護士にしてもらうことは、私にとって負荷がとても少なくなっていました。
なので、旦那と直接交渉できないだろうという方には弁護士に依頼するのはおすすめです。
デメリットは、やはり費用がかかることです。できることなら、最小限の金額で抑えたいのが現状ですよね。
私も費用には悩みましたが、弁護士という存在に間に入ってもらうだけで精神的に落ち着いた生活が過ごせたのでよかったと思っています。直接交渉していたら離婚までは至ってなかったと実感します。
まとめ
弁護士について費用や選択基準を書いてきましたが、実際に何人かの弁護士に相談させてもらって思ったことは、「イメージよりも敷居が高くない」でした。
話にくいのかな?こんな話したらどう思われるのかな?なんて思っていたことがありましたが、沢山同じ種類の話を聞かれているのでどんな話をしても大丈夫です。
弁護士は落ち着いて話を聞いてくれる方が多いと思うので、上手く話せなくても問題ありません。必要な情報は弁護士から質問されて回答していく形になると思います。
まずは、弁護士に依頼すべきか?する場合は、どんな弁護士だったらお願いしたいかなということを決めてから行くといいと思います。